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プライド月間を祝うために企業ができること

プライド月間を祝うために企業ができること

4ヶ月前 by Lisa Yasuda
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​6月になると、あちこちで見かけるレインボーの旗たち。企業のロゴもレインボー仕様になっていたりしますね。そう、毎年6月は「June Pride Month(プライド月間)」。世界各地でLGBTQ+の権利を啓発するための活動が行われる期間のことで、企業にとっても社内の多様性・包括性を高めるために様々な取り組みを行う重要な時期です。

あなたの企業では、どんな取り組みが行われていますか?

今回はプライド月間を祝うために企業が取り組むべき具体的なアクションを紹介します。

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1. イベントの開催

オンラインでウェビナーやパネルディスカッションを実施したり、社内外で参加者が楽しめるようなプライド月間イベントを開催しましょう。

オンラインでのウェビナーは参加場所の制約がなく自宅やオフィスからの参加が可能なため、日本のどこからでも、ないしは世界中から様々なバックグラウンドを持つ人が集まり交流することができます。

さらに会場費、参加者が会場に赴く際の交通費や宿泊費なども必要ないため、より多くの人々が参加しやすくなります。

また、オンラインでのイベントは記録に残すことが簡単にできるため、アーカイブや録画を公開・共有することで参加者は自分のタイミングで何回でもイベントを再視聴することが可能です。

FocusCore Japanでも、毎年6月にはプライド月間に関連したオンラインウェビナーを開催しています。

昨年のウェビナーはこちらから

2. 多様性を反映した採用プロセスの確立

企業の多様性を高めるためには、多様な人材の採用が不可欠です。そのためにまずは採用のプロセスから見直しましょう。

キャリアサイトや採用ページに企業の多様性に対する取り組みを明示したり、バイアスの無い純粋な能力や適合性にも基づいた評価が行われるようなガイドラインを策定するなど、具体的にできる取り組みは多くあります。様々な背景やアイデンティティを持つ候補者を包括的に評価し、採用を行うことが重要です。

3. 企業カルチャーのインクルーシブ化

企業内で包括的な職場文化を実現することも大切です。アライシップ(異なるバックグラウンドやアイデンティティを持つ社員が連携し、相互理解や支援を促進する活動)を促進するために異なる部署・チーム間での交流を奨励したり、多様性と包括性(D&I)に関する研修や教育プログラムを提供しましょう。社員同士が尊重し合い、互いのアイデンティティやバングラウンドを受け入れる意識を高めるための仕組みを導入しましょう。

4. サポートと関わり

プライド月間には企業として積極的に関与し、サポートを表明しましょう。企業のウェブサイトやソーシャルメディアでプライドフラッグやLGBTQ+のシンボルを取り入れ、取り組みを明示します。さらに、プライドパレードやイベントへの参加を奨めたり、外部のコミュニティとパートナーシップやスポンサーシップを通じて連携することで、企業の取り組みの開始性を高めると共に包括的な社会へ貢献することができます。


プライド月間は企業が多様性と包括性を推進するために非常に重要な時期です。紹介した取り組みを実践して、より多様性と包括性を持った企業へと進化していきましょう。